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2025年05月05日

まだある那智勝浦の鉱山。

那智勝浦の妙法山周辺での水晶探しは期待薄っぽいようなので
もう訪れることは無いと思ってたけど鉱山跡の魅力はまだある。
今回は去年断念した円満池公園の坑道と
坂足の方にある坑道に行ってみた。

まずは円満池坑道。
ズリを頑張って登った後横に道なき斜面を移動したらあった。
なるほど、道は崩落して無くなってたんだ。そら分からんわ。

んじゃ早速潜入する。
なかなかの規模。

奥に進むと右に左に竪坑、
上に下にかなり深く掘り抜いて支保工や足場なんかが入り乱れてる。かなり大規模。

さらに進むと通路を塞ぐようにぽっかり空いた竪坑出現。
石を投げ入れたらかなり深そうな音。
中央に丸太がかかってるが渡る勇気はない。
端になんとか行けそうな幅がありそうだけど無理して落っこちたらしゃれにならん。
さらに奥に続いてるみたいだけどこれ以上は危険と思われるのでここ迄としておこう。

帰りにあちこち壁をほじってたらなんか酸化被膜の鉄鉱石っぽいのがあた。

此処の記念にチョットだけ失敬して次の鉱区に移動。

沢を下るとカラミが落ち始め、さらに下るとズリ場登場。
その脇に坑道。

早速中に入るとすぐに支保工。

支保工区間にホッパー二つ。

ホッパーの上はかなり上に掘り抜かれてる。

この区間にあった奇麗なシミ、銅が酸化してできた緑青と言うらしい。あちこちにあった。

さらに奥は崩落して塞がれてる。
よく見ると先の支保工と同じ作りで天井が重さに耐えきれなくなってって事みたい。
ってことは手前もいずれ同じように・・・・・・・・・・。
それが今かもしれない
寒気がしたんで即撤収。

支保工群を抜けたところでちょこっとだけ記念に失敬して退散。
少し時間に余裕があたんで小坂地区に行ったけど新しく立ち入り禁止の看板が立ってたんで
進入叶わず。
今回はこれにて終了。





  


Posted by なんとなく at 19:12Comments(0)

2025年04月27日

坑道内の水晶。

前回の坑道内水晶採取と
一度潜入を試みるも長靴では太刀打ちできない水深だった
水のたまった坑道へ潜入すべくヒップウェダー持参で再訪問。

膝上までたまった水没地点をクリア、その先はこいつらの集団との戦いだった。

侵入者を威嚇するように狭い坑道を飛び回る住人達。
まあ、ライトにびっくりしてるだけなんだけど何十匹も飛び回るもんだからビシビシぶつかって来る。

奴らと戦いながら進むと現れた支保工。
ただの穴よりこういった人工物があるとやっぱりテンジョン上がりますなぁ。
やばそうな状態だけど。

水没斜坑、恐ろしく奇麗に見えるけどここの住人の排泄物が溶け込んでると思うと
触る気になれないぞ。

坑道の隅から隅まで調べて、狙い通り脈はあるにはあったんだけど小さかった。
此処は諦めて前回の坑道でじっくりなるべく太くて奇麗なのを選んで採取することにした。、

そんで、帰って軽くクリーニングした今回の戦利品。
  


Posted by なんとなく at 16:30Comments(0)

2025年04月06日

やっと出会えたハーキマー水晶

ネットの情報も少なく、
場所の特定に繋がるヒントをつなぎ合せて
大体の場所が分かってもなかなか産地の特定が出来なかったけど
やっと露頭に辿り着くことが出来た。

少々荒れた未舗装路を進んだ先に露頭に続くと思われる道を見つけて、
登った先に突然現れた採掘現場。
もうほとんど取り尽くされてる感アリアリな感じ。
よくこんな所見つけたなぁと思いながら早速採取スタート。

初めてわずか一分とかからずいきなり足元に落ちてて思わずニンマリ。

2時間ほど頑張ってこんだけ採れた。
けど、老眼にはかなり厳しい戦いだった。

午後から船津の産地に行ったけど場所がさっぱり分からんかった。

あちこち探しまわって坑口発見したんで入ってみたら

10センチはあるだろう巨大ゲジの巣窟で即退散。
カマドウマは我慢できるけどゲジはいかん。
結局露頭を見つける事叶わず力尽きた。

往古川の産地は一体どこなんだ。

  


Posted by なんとなく at 21:37Comments(2)

2025年03月24日

一筋縄ではいかない水晶探し。

少ない情報の中、鉱山跡の周辺を探して回ってるけどほとんどいい成果が得られない。
今回も目星をつけた場所を調査してみたけど不発に終わった。
手ぶらで帰るのも嫌なんでちょっとだけ前回のポイントにてお土産を採取してると、

探してる途中、なんだかズリっぽい斜面があって登ってみたらやっぱりあった坑口。

今日は坑口と無縁と思ってたからあまり明るいライト持って無い、
どうしようか迷ったけどやっぱり穴があったら入りたいから・・・。
まあそれほど深くなかったけど石英の脈が走ってるところが在ってチョットだけ水晶もあった。
表に出て今日はこれまでかなと考えてたらさらに上に、
獣道だろうと思ってたけど人道のようにも見える踏み後があり試しに行ってみると

なんともう一丁。
早速侵入するも

まっすぐ伸びた坑道は60メートルほどで斜坑になっていた。
なんか目ぼしいものが無いか壁を調べながら戻ってるとなんだか壁がライトでキラキラ光るもんで
よく見てみると

水晶やん
あっちにもこっちにも!
しかし、叩き割ろうにも硬すぎて歯が立たず、あまり激しく叩いて崩落なんてのもシャレにならんので
比較的太そうなのをほじって採取することにした。
もともと確認していた坑口は長靴で対応出来ないくらい水が溜まってて入ることが出来ず、
穴はそれだけと思ってたから坑口発見はこれはこれでいい収穫になった。

それで今回の戦利品。
この場所はまだまだ可能性がありそうな気がする。
またいつか、もっと詳しく周辺を調査しよう。  


Posted by なんとなく at 16:12Comments(0)

2025年01月04日

今年の石探しは古座川から。

新年一発目は古座川町と串本町にある鉱山跡での水晶探しです。
まずは古座川町の方から。

坑口のある沢をのぼって調べると、硬い石の隙間に水晶のクラスターがチラホラ。
しかし、母岩が硬すぎて歯が立たない。

何とかトリミングに成功した物の中で良さげなのをキープして次は串本町のとある鉱山跡。

頑張って見つけた坑口はガッツリ閉鎖。

少し横に移動してまた閉鎖。
ダメか~とおもわせて


沢を挟んでもう一丁。
こちらは土塁が崩れていて滑り込めそうな隙間があり入れそう。
でも汚れるのが嫌だったのでパス。
他にもう無いか周辺を歩き回ると

更にもう一丁。
パイプが刺さってるけど隙間が大きいのでこちらも潜り込めそうだが、
やっぱり汚れるのでパスしてズリを調べるも、どうも水晶はなさそう。
仕方が無いのでサイズの割りに重い奴を叩きまくって

黄鉄鉱の塊を少々。
まだ時間に余裕があったので隣の沢も調査してみると

更に閉鎖坑道にズリとカラミの廃棄所が在ってそこそこの規模だったみたい。
これで水晶っ気があれば楽しめそうだったのに残念だったけど、
熊野カルデラにはまだまだ水晶の可能性がありそうなので今年は集中して探索しようと思う。

漂白処理したらめっちゃ奇麗なのが出てきた。
今までで一番の太さと輝きニコニコ




  


Posted by なんとなく at 17:50Comments(0)

2024年12月29日

穴があったら入るよね。

和歌山県橋本市には彦谷鍾乳洞と呼ばれる坑道跡がある。
アクセスも簡単らしいので行ってみた。

R371経由で彦谷から玉川峡に流れ込む沢付近にバイクを止めて山道を進むとすぐに到着。
非常に小さい穴。これはしんどい奴やと思いつつ
しゃがんで侵入すると足元には無数の足跡。
やっぱりみんな穴があったら入りたくなるよなぁと親近感を感じつつ進む。

数十メートル進むと竪坑?掘り下がったのか上がったのかわからんが先が見えないほど続く。

もうちょい奥に行けるけどしんどいし空気がよどんでむわっとしてるんでここまで。
あまりにもあっけなく終わったんで早めの昼食をとり、
次に向かうのは前に見つける事の出来なかった紀の川市の神路鉱山跡。

今回は事前にしっかり調べたんですんなり見つけることが出来た。

結構広いズリで期待が高まる。

ひたすら白い石を叩いてちょこっと黄銅鉱。

更に叩いてちょびっと斑銅鉱。
たたきまくった割に今一パッとしない成果だった。




  


Posted by なんとなく at 19:54Comments(0)

2024年11月25日

石探してキャンプして。


以前行った小森の鉱山跡、そこで見つけた紫石英。
ひょっとしたら紫水晶もあるのではと思いキャンプするついでに再訪問してみたが良いのは見つからなかった。

2時間くらい周辺をさまよったけど貧果に終わる。
此処の石探しに見切りをつけてまずは今回のキャンプ地、
小船キャンプ場にて場所を確保した後に周辺の鉱山跡を2か所訪問する。

一か所目。
閉鎖してるけど進入できるのでいざ。

数十メートルの坑道でも支保工があって雰囲気抜群。

2か所目。
こちらも同様。

こちらは内側が一段低くなってるようで行けんことは無いけど無理せず諦める。
余った時間で温泉行ったりコーヒー飲んでまったり日が暮れるのを待つ。

食後余った炭火に蛍石投入して遊ぶ。

翌日は蛍石産地訪問。
とはいっても今回は産地への入り口の確認まで。

年月が経ち、木々が育って分かりにくいけど先人のブログでよく見る風景。
産地への降り口も確認して帰路についたが道を間違ってプチ迷子になる。
何も考えず歩き、枝分かれする林道をうっかり別の谷に下ってしまい帰り道が分からなくなって焦った。
幸い熊野古道のおかげ?でスマホの電波がしっかりあるから事なきを得たけど
やっぱり山では位置情報は必須と痛感した。
次は装備を整えていざ産地迄。

  


Posted by なんとなく at 12:49Comments(0)

2024年11月11日

那智勝浦ウロウロ石探し


とある山道に転がる転石にこびりついた水晶発見からスタート。
所々転がる水晶を辿っててっぺんの岩場迄辿り着くもそれらしい脈が無い。

この岩場から崩れ落ちたんだろうけど、
岩をよじ登ることも出来ないんで周辺を調べるもやっぱりそれらしいところが無い。

でも斜面には水晶が転がってる。
よくわからんので今回は斜面に転がってる水晶を拾い歩いて行く。

それで良さげなのだけ選んだ今回の戦利品。
少し遅い昼飯食った後は場所を変えて、鉱山跡の探検。

辿り着いた鉱山跡は左右に分かれた坑道、
右はすぐ行き止まりで、左は粘土質の土砂が積もって入り口がやっと潜り込める状態だけど問題なく侵入可。

土砂を越えた奥に広がる広大な坑道。
かなり広い。

上に伸びる竪坑に組まれた足場。

まだまだ続く坑道。

上部は完全に埋まってるけどホッパーと梯子。
初めて見る大きい坑道、坑内の遺構に興奮する。

そしてこの鉱山跡で最も見たかった大ホール。
至る所に堀跡があり圧倒される光景に息をのむ。

天井が抜けたのか、開けたのかぽっかり空いた天井。
そのおかげで周辺が良く見える。
至る所に堀跡があり規模のデカさに息をのむ。
坑道探検といっても、おっかないからあんまり奥まで探検は出来ないけどちょっと潜っただけでこの光景。
此処は来てよかったと思える所であった。





  


Posted by なんとなく at 12:06Comments(0)

2024年07月21日

妙法鉱山跡訪問。

水晶探しの旅の候補地の一つ、
なかなかの規模の鉱山だったようだけど、
ネットには石に関する情報がちょっとしかない那智勝浦の妙法鉱山跡をこの糞暑い中行ってみた。
一つ目は天満地区の鉱山跡。

雰囲気抜群の素掘りトンネルをくぐって川を遡った先。

ぽっかり開いた坑口。

ひんやり冷気が気持ちいいが、

短い坑道の終点に深そうな竪穴。
謎のロープが気になる。
わざと回収せず放置してるのか?まさか・・・ね。
坑内も坑口周辺もめぼしいものが無いので戻る。

行きの道中川に突き当たったところにズリがあったのでそこで鉱物採取をする。
このズリの上にもいくつか坑道が在るらしいけど糞暑いので登ったらたぶん死ぬ。
なので今回はパスする。

結果は、
帰りの途中、河原で拾った水晶クラスターと、ズリで見つけた黄銅鉱とわずかに斑銅鉱。
次の鉱区に移動。

次は円満池鉱山跡。
このズリの上に坑口があるらしい。
これくらいならと糞暑い中頑張って上ったけど坑口何処?わからんかった。
糞暑い中汗だくでズリを漁ったけど目ぼしいもの無し。
さっさと見切りをつけて最後に小坂地区へ。

妙法鉱山の中で主要だったらしいので期待大。

鉱山跡に向かう林道に転がってた石英付きの石ころを割ったら小さいマツタケ水晶発見。
これはひょっとしてほんとに期待が持てる?・・。

ズリと思われるものはあちこちにあるけどなんだか今一。

ズリを調べつつ、
汗だくになって散策しながら坑口まで来たけど、
参考にしたサイトの7年前の画像と比べると隙間がデカくなってる気がする。多分誰か入ってる。
遺構はいろいろあったけど収穫は無しに等しい貧果。

結局、遺構はいろいろあって結構楽しめたけど収穫は無いに等しい貧果。
今回はここまでで、林道田長谷線経由でR198号線に出て帰路についたけど、
途中、休憩中にお話しした年配の人が昔、息子が天満の鉱区で沢山水晶を採ってきてたって言ってたので
また寒くなったら行ってみようと思う。

  


Posted by なんとなく at 18:38Comments(0)

2024年05月12日

まだまだ続く。

前回のやり残しを消化すべく紀州鉱山へ。
まずは室谷地区から。

トロッコの軌道の確認。
別にどうでもよかったのだけど気になる穴があってそれがトロッコの隧道なのかどうか確認したかった。

そんで問題の穴。まっすぐ奥に続いてる。坑道だろうか?
徹底的に閉鎖管理されてるはずの紀州鉱山においてこんなのありえる?
これはもっと奥を調べねばと思ったけどコウモリの大群に心が折れた。
100メートルほどで引き返す。
次は上川地区へ。
その道中、道路脇にトロッコのレールが刺してあったのでなぜこんな所に?と思い調べると

大量のズリのような石と鉄分を含んだ水が湧き出てる上方に不自然な窪地。

かなり大きな窪み、崩落した坑道ではなかろうか。

黄銅鉱?黄鉄鉱?実はその辺の区別がまだつかないのでよく解らんがこんなんがゴロゴロしてて
結構周辺が硫黄臭かった。
上方に石垣が見えたので見に行くと

トロッコの軌道が少々。
鉱山跡確定である。

花崗岩の岩に張り付いた結晶もちらほら。
これも水晶の一種だろうか。
大した鉱物の収穫が無かったので最終目的地、
上川地区のズリへ。
川を遡ると出現するズリ、
その大元であろう木矢谷竪坑の確認。

閉鎖したトロッコ隧道の脇から道なりに進むと到着。
恐らくこれが木矢谷竪坑と思う。

入り口付近は崩落してるっぽいけど隙間がある。

奥は土嚢が積み上がってるが上方に隙間があるっぽい、
汚れてもいいのなら何とか潜り込めそうな感じがした。

何の収穫もないと寂しいのでカルサイトを少々お土産に。
今回で終わるつもりであった紀州鉱山巡り。
なんと惣房地区に渡れそうな場所を見つけたので
また今度。
新たな発見もあってもうちょい続きそう。  


Posted by なんとなく at 10:13Comments(0)